
日本では今年3月、安全保障関連法が施行され、自衛隊の活動範囲が拡大しました。しかし、安全保障環境や国際情勢が厳しさを増している中、現実に即して議論をさらに深めるべき論点も残っています。「グレーゾーン事態」と「駆けつけ警護」がその代表でしょう。
今回のシンポジウムでは、防衛副大臣、元防衛副大臣をはじめ、海上保安庁や自衛隊の元幹部らを招き、尖閣を中心とする東シナ海での中国の活動の実態、海上保安庁の領海警備の現状、グレーゾーン事態対応の課題について議論します。また、PKOの現場で自衛隊の「駆けつけ警護」はどんな場合に可能になるのか、なども合わせ、法制・運用・予算などの観点から、日本が備えておくべきことを考える機会にしたいと思います。
開催概要

日 時 | 2016年9月29日(木) 13:30~16:30 |
会 場 | 日本プレスセンタービル 10階ホール (東京都千代田区内幸町 2-2-1) map |
主 催 | NPO法人 ネットジャーナリスト協会 |
後 援 | 読売新聞社 |
定 員 | 200名 (参加無料・事前登録制) |
登壇者 (予定)
モデレーター | 田中 明彦 | 東京大学教授(前JICA理事長) |
パネリスト | 若宮 健嗣 | 自由民主党 防衛副大臣 |
渡辺 周 | 民進党 元防衛副大臣 | |
佐藤 雄二 | 前海上保安庁長官 | |
織田 邦男 | 元航空自衛隊航空支援集団司令官 | |
勝股 秀通 | 日本大学教授 | |
総合司会 | 川戸 惠子 | TBSシニアコメンテーター |
プログラム
13:00 | 受付開始 |
13:30 | パネルディスカッション 第1部 |
14:50 | 休憩 ※冒頭に質問票を回収します |
15:00 | パネルディスカッション 第2部 |
16:30 | 閉会 |
※シンポジウムの参加申込みは締め切りました。